智頭病院３階 老人保健施設ほのぼの では、５月１日（金）に、入所者の皆さんとご家族に向けた葉書を書きました。

　新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、長期にわたり面会制限・面会禁止となったため、家族との面会機会がなくなり、利用者さんとご家族の繋がりが持てなくなった中、一人のご家族から利用者さんへ頻繁に絵手紙が届くようになりました。「面会はできなくても葉書や手紙なら家族と繋がることがでいないだろうか？」「日頃、文字を書いたり文章を考える機会が少ない利用者の皆さんにも、家族への思いを馳せながら葉書を書いてもらうことは、良い刺激になるのではないか？」と考え、職員で企画しました。

　実際に実施してみると、職員が想像していた以上に達筆で、すらすらと文字を書く利用者さんや、文字を書くのは難しいだろうと思っていた利用者さんが、自分で頑張って名前や文字を書く姿は、とても大きな発見に繋がりました。

　また、数名のご家族からは返事が届き、利用者さんだけでなく職員にも言い表すことができないような達成感を得ることができました。中には職員へのお礼やねぎらいの言葉も含まれていて、職員の励みにもなりました。

　今後もいろいろな活動を通して、利用者の方の様子をお伝えしていきます。