• 理学療法士
  • 2018年入職

多職種が密に連携する智頭病院だからこそ様々な知識・経験が得られ、日々成長できています!

けがの経験から理学療法士に。地域医療に貢献したい

私は、中学校の部活動でバスケットボールをしていたときに左膝の半月板を損傷し、2回の手術を受けた後、復帰を目指してリハビリテーションに励んだという経験があります。そのとき担当してくれた理学療法士の方に憧れたのが、この道を志したきっかけです。

県内の病院、特別養護老人ホームに勤務した後、30歳の時に智頭病院に入職しました。多職種連携を密に図りながら、地域医療に貢献できるところに魅力を感じたからです。現在は訪問看護ステーションに在籍し、主に在宅リハビリテーションの業務を担当しています。

在宅リハビリは、常に医師・看護師が全身状態を管理している院内でのリハビリとは違うので、私たち理学療法士が利用者さんの身体所見や生活状況などを観察し、平常時と比較して問題はないか見極めなければいけません。いつもと様子が違うようなら、すぐに担当医師や看護師等に情報提供するのも、私たちの大切な役割です。

様々なサポートがあり、仕事も家庭も大切にできます

智頭病院は、「保健・医療・福祉総合センターほのぼの」内にあり、病院・社会福祉協議会・行政(福祉課)の3者が連携を取りやすいのが大きな特長です。例えば自宅で生活している要介護の利用者さんについても、その課題や目標などについて関係機関・職種と定期的に話し合いが行われており、包括的な支援が可能です。

こういった連携で得られるメリットは、地域医療に携わる私たち専門職の成長にも良い影響をもたらしており、日々仲間と共に成長できていると実感しています。また、スキルアップを目指して学会や研修等へ参加するとき、事前に申請して予算が確保されていれば費用をサポートしてもらえるので、仕事に対するモチベーションが高まります。

また一方で、まだ幼い子どもがいる私としては、有給休暇を取得しやすい今の環境がすごくありがたいですね。保育園へ迎えに行ったり、休日は我が子と一緒に公園や図書館へ出かけたり、家族との時間を十分確保できており、プライベートも充実しています。

現場経験を積んで成長し、目指すは次のステージ

智頭病院の在宅リハビリテーションでは、問題点ばかりに目を向けるのではなく、利用者本人やご家族の思いに耳を傾け、「本人がやりたいこと・やり続けたいこと」「本人と家族が一緒にやってみたいこと」を叶える形で、ケアプランやリハビリプログラムを組んでいます。しっかりとコミュニケーションを取り、利用者の方とご家族が持つ価値観を大切にしながら支援することが、より良い結果につながることが多いからです。自分が関わったことで、利用者さんのADL(日常生活動作)、QOL(生活の質)が向上したときは、大きなやりがいを感じます。

医療の現場では、“実際にやってみなければ意味が理解できないこと”がたくさんあります。経験不足はリスクでしかありません。智頭病院だからこそ経験できることがたくさんあるので、これからもいろんなことにトライしたいですね。さらには、智頭病院の取り組みを外部に発信したり、人材育成に関わったりもしていきたいと思っています。

一日の仕事の流れ

8:15~
始業、リハビリテーション室・訪問看護ステーションの朝礼に参加
8:25~
訪問の準備
8:45~
利用者宅へ移動、在宅リハビリテーション
12:00~
昼休憩
13:00~
利用者宅へ移動、在宅リハビリテーション
16:30~
終礼、申し送り、記録・日報の入力等
17:00
終業

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医師
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